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連載記事
京都の端から、こんにちは 第10回
井上章一(所長)
2021年7月29日
いやなウィルスが、まだはびこっています。政府は、高齢者から、ワクチン接種をすすめることにきめました。66歳の私も、早目にその予約をとりつけることができています。
心の片隅では、そのことをもうしわけなく思ってきました。職場のスタッフは、みな65歳未満です。早期の接種はできません。所長である私だけが、ぬけがけのようにワクチンをあたえられる。その特権を、うしろめたく思ってきたのです。
近ごろは、当局も世代をこえて接種をうながそうとしだしています。うまくいくといいですね。私などが、こころおきなく接種をしてもらえる状況にしてほしいものです。
余談ですが、このままのいきおいだと、阪神タイガースは優勝しそうです。はやければ、9月にも祝勝さわぎがあるかもしれません。それまでに、感染はおさえこめるのでしょうか。私は、ひそかに優勝決定のおくれることをねがっています。この慶事を、思うぞんぶんいわいたいものですから。まあ、あんまりおくれて、けっきょくペナント獲得失敗という事態は、こまりますが。