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日本と世界をつなぐ

松木裕美(助教)
2020年8月28日

 2019年10月に海外研究交流室に着任しました。海外で行われる学術イベントの企画と準備、海外から来る研究者の支援、世界における日本研究の動向調査などを行っています。これらは、国際日本文化研究センターの使命の一つである国際的な研究と学術交流を支える任務です。

 私自身は、美術史・芸術学を専門に研究しています。これまで、彫刻家イサム・ノグチの環境作品を中心に、20世紀アメリカ社会における公共空間とアートの関係について研究してきました。現在は、それに関連して、海外に作られた日本庭園を調査しています。一般にはあまり知られていないテーマだと思いますが、外国における日本のイメージがどのように移り変わってきたかや、日本人が庭を通して世界でどのような活動をしてきたかを知ることができる面白い研究材料です。また、庭は常に変化するものなので、それぞれの庭が、時代、管理者、その地域の風土とともにどのように表情を変えていったかをたどるのも興味深いです。

イサム・ノグチがパリのユネスコ本部に作った「日本庭園」 撮影:松木裕美

イサム・ノグチがパリのユネスコ本部に作った「日本庭園」 撮影:松木裕美