COMMUNICATIONS
連載記事
京都の端から、こんにちは 第45回
井上章一(所長)
2024年7月25日
ここで私が書く文章は、毎回英語になっています。いつも、翻訳をして下さるのは、ジョン・ブリーンさんという以前の同僚です。
私とは、ほぼ同じ年の方です。けっこうな、お年です。なのに今でも、総合格闘技の道場へかよっておられます。
私も見るのはきらいじゃありません。だから、ブリーンさんとは時々格闘技の話もしてきました。2004年に、私はリオデジャネイロで、ブラジルの某道場をおとずれています。ブラジリアン柔術の有名道場ですね。その自慢をブリーンさんにしたことがあります。まあ、この訪問体験を自慢話としてうけとめてくれる人は、ほかにいませんからね。
いっしょに、トレーニングをしないか。ブリーンさんからは、そうさそって下さったこともありました。そちらは、おことわりをしています。格闘技の練習で、指や腕をいためるのはこまるからです。ピアノの演奏にさしさわるんですね。拒絶の理由を、この機会に申し上げたく、この一文は書かせていただきました。すみません、ピアノ自慢のいやらしい作文です。