COMMUNICATIONS
連載記事
京都の端から、こんにちは 第43回
井上章一(所長)
2024年5月22日
たのまれて、人前でピアノをひくことが、私にはあります。新型コロナとよばれる病気がはびこっていた時期には、それがとだえました。ですが、もう感染の峠はこえています。このごろは、またピアノがらみの依頼をいただくようになりました。
ありがたいことです。中年からの学習者には、もったいない話だなと思います。
それでも、うれしい。何より、練習のはげみになります。声をかけて下されば、可能なかぎりつとめさせていただきます。すみません。このニューズレターを、自分の宣伝につかってしまいました。
私は、研究会や講演会で報告をたのまれることもあります。そのさいに、こんな返事をしたいと、かねがね思ってきました。「申し訳ありません。その日は、ピアノ演奏のスケジュールがはいっています。御期待にはそえません。御容赦下さい」と。
まだ、このとおりの返答をしたことはありません。私の夢です。ぜひ、御一報を。